「オブジェクト定義」の版間の差分
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2010年5月23日 (日) 13:20時点における版
導入 Introduction
Nagiosのオブジェクト設定フォーマットの1つの特徴として、他のオブジェクト定義からの継承プロパティーをオブジェクト定義として作ることができるということがあります。継承オブジェクトの動作方法についてはここにあります。オブジェクト定義の作成やメンテナンスをより簡単にするためにこのドキュメントを読んで充分に理解することをつよくお薦めします。 また, 違った形で退屈な設定作業のための近道をオブジェクトのトリックで提供しているので研究してください。
設定ファイルを作成または編集する時、以下の事を覚えておいて下さい:
1.'#'文字で始まる行はコメントであり、実行されない
2.設定の名前は大文字小文字を区別する
3.設定行の中のセミコロン(;)の後の文字はコメントとして扱われ、実行されない
リテンションのメモ Retention Notes
重要な点としては、ホスト、サービスや通知定義のいくつかの設定が変更されても Nagiosがあなたが設定ファイルの中で変更したそれを認識しない場合があるということです。このような挙動をするオブジェクトの設定にはアスタリスクマークを付けています (*)。このような動きの理由は 状態保存オプションがプログラムワイドに有効になっていたり、設定の値が 外部コマンドで実行中に変更される場合、Nagiosは設定ファイルの 状態保存ファイルに保存されている値を選択するからです。
この問題を解決する方法の1つとしては、ホスト、サービスや通知定義の retain_nonstatus_information設定を使用してnon-status情報は保存しないようにすることです。この設定で無効にするとNagiosが(再)起動した際に保存ファイルの状態よりも設定ファイルの初期値を参照するようになります。このオプションを使用するのはあまり推奨していません、というのは(あなたの視点から見て) 予期しない結果になってしまうからです。
サンプル設定ファイル Sample Configuration Files
注釈: サンプル設定ファイルは クイックスタートインストールガイドに従うと、/usr/local/nagios/etc/ にインストールされます。