「ルータとスイッチの監視」の版間の差分
(ページの作成: ==イントロダクション== このページでは、スイッチやルータの状態をどのように監視するか説明します。 IPアドレスを持たない安価…) |
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2010年2月22日 (月) 07:21時点における版
イントロダクション
このページでは、スイッチやルータの状態をどのように監視するか説明します。 IPアドレスを持たない安価な"管理されない"のスイッチやハブは、必然的にネットワーク上で認識できず、監視する方法がありません。 指定したIPアドレスを保持できる高価なスイッチやルータは、PINGやSNMPトラップによる監視が可能です。
では、下記の項目について管理されたスイッチ・ハブ・ルータの監視方法を紹介します。:
- パケットロス、往復平均値
- SNMPトラップ値
- 帯域幅 / トラフィック値
これらの説明はクイックスタートガイドを参考にnagiosをインストール済みであることを想定しています。 設定例は、クイックスタートに従いインストールされたサンプルの設定ファイル (commands.cfg, templates.cfg, etc.)に含まれています。
OverView
スイッチやルータの監視は監視項目と対象機器により難易度が異なります。 スイッチやルータが重要な構成基盤であればあるほど、最低でも基本的な方法で監視したいのではないでしょうか。
スイッチやルータはパケットロスや往復平均値を測定するための"PING"により簡単に監視できます。 もし、スイッチがSNMPに対応していれば、check_snmpプラグインを使いポート状態を監視することができ、check_mrtgtrafプラグインにより(MRTGを使用するならば)帯域幅を監視することができます。
check_snmpプラグインはシステムにnet-snmp・net-snmp-utilsパッケージがインストールされていれば、コンパイルしインストールすることで得ることができます。
次に進む前に、/usr/local/nagios/libexecにプラグインがあるのか確認してください。 もし無ければ、net-snmp・net-snmp-utilsをインストールしNagios pluginsをリコンパイル・リインストールしてください。