「グラフを使ったパフォーマンスデータ」の版間の差分

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(ページの作成: ==導入 Introduction== nagiostatsユーティリティーを使えば、 [http://oss.oetiker.ch/mrtg/ MRTG]を使って、グラフや、Nagiosの性能統計などを時間と…)
(相違点なし)

2010年9月6日 (月) 21:17時点における版

導入 Introduction

nagiostatsユーティリティーを使えば、 MRTGを使って、グラフや、Nagiosの性能統計などを時間と共に見ることが出来ます。これは、役に立つので重要な項目です。

  • Nagiosが効率的に動作しているかを見ることが出来ます。
  • 監視しているプロセスで問題が起きた箇所を見つけることが出来ます。
  • Nagiosの構成の変更によるパフォーマンスに対する影響を見張ることが出来ます。


サンプルMRTG設定 Sample MRTG Configuration

配布されたNagiosの sample-config/ のサブディレクトリにある mrtg.cfg ファイルの中で、様々なNagios性能統計をグラフで描写する、サンプルMRTG設定ファイルの断片を見つけることができます。もし作るのが好きであるなら、他の性能情報のグラフを作成することもできます。サンプルはある程度の良い出発点を提供してくれます。

一度、MRTG設定ファイル(/etc/mrtg/mrtg.cfg)に、これらのサンプル・エントリーをコピーすると、 MRTGが動いた次の時から、いくつかの新しいグラフを得ることが出来ます。


グラフの例 Example Graphs

幾つかのサンプルのMRTGグラフが何を意味するのか、そして、それらは何に利用できるのかを説明します・・・

アクティブホストチェック - このグラフは、時間と共に、アクティブホストチェック(スケジューリングされたチェックやオンデマンド・ホストチェック)が行われた回数を示します。理解に役立つ項目:


アクティブサービスチェック - このグラフは、時間と共にアクティブ・ホストチェック(スケジューリングされたチェックやオンデマンド・ホストチェック)が行われた回数を示します。理解に役立つ項目:


キャッシュされたホストチェック - このグラフは、時間と共にホストとサービスがキャッシュされ、そのチェックの回数を示しています。理解に役立つ項目:


パッシブホストサービス - このグラフは、時間と共にホストとサービスのパッシブ(受け渡し)が行われた回数を示しています。理解に役立つ項目:


ホスト/サービスアクティブチェック- このグラフは、時間と共にホストとサービスのアクティブチェックがどれだけの回数(総数)、行われたのかを示します。理解に役立つ項目:


ホスト/サービスパッシブチェック - このグラフは時間と共に、パッシブチェックされたホストとサービス(総数)を示します。理解に役立つ項目:


平均した、サービスチェックの待ち時間と実行時間 - このグラフは、時間と共にサービスチェックの待ち時間と実行時間の平均を示します。理解に役立つ項目:

一貫して、長い待ち時間を要する場合、以下の1つ以上の変数を微調整する必要性を指し示しています。

  • max_concurrent_checks
  • check_result_reaper_frequency
  • max_check_result_reaper_time


平均したサービスのステータス変化 - このグラフは、時間と共に、サービスのアクティブまたはパッシブチェックで検知した故障などのように、サービスが状態変化(不安定さの基準)した平均の割合を示します。理解に役立つ項目:


平均したホストチェックの待ち時間と実行時間 - このグラフは、時間と共に、平均したホストチェックの待ち時間と実行時間を示しています。理解に役立つ項目:

一貫して、長い待ち時間を要する場合、以下の1つ以上の変数を微調整する必要性を指し示しています。

  • max_concurrent_checks
  • check_result_reaper_frequency
  • max_check_result_reaper_time


ホストの状態の変化の平均 - このグラフは、時間と共に、サービスのアクティブまたはパッシブチェックで検知した故障などのように、ホストの平均の状態変化(不安定さの基準)を%で示しています。理解に役立つ項目:


外部のコマンド - このグラフは、時間と共にNagiosのデーモンによって実行された外部コマンドの数を示しています。多くの外部のコマンドを処理していない場合(分散型の監視セットアップのような場合)、このグラフはほとんど空っぽに見えるかもしれません。外部コマンドを監視することは、外部コマンドがもたらす影響を理解するのに役に立つ場合があります。


外部コマンドバッファ - このグラフは、時間と共に使われた、外部コマンドのバッファのスロット数を示しています。バッファの数が、利用可能なバッファの総数の近くまで行くのならば、利用可能なexternal command buffer slots(外部コマンドのバッファのスロット)を増やす必要ある。それぞれのバッファスロットは、1つの外部コマンドで保持することができます。バッファは、一時的に外部コマンドを保存するために利用されます。その期間は、external command file(外部コマンドファイル)から読まれて、Nagiosのデーモンで処理される期間です。