ホスト依存定義

提供: Nagios 3翻訳プロジェクト Wiki
2010年8月12日 (木) 20:49時点におけるWikiadmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: <div style="background:#cbcbcb;font-family: verdana,arial,serif; font-size: 10pt; font-weight: bold;">ホスト依存定義  (Host definitions)<span id="ホスト定義"></span…)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
ホスト依存定義  (Host definitions)
説明

ホスト依存は1台以上のホスト状態からなる通知を抑制する事を可能にするNagiosの高度な機能です。
ホストの依存は任意であり、監視設定に長けた上級者向けの設定です。
ホスト依存がどのように働くかについての詳細な情報はここです(読んで下さい!)。

定義フォーマット

注意: 赤の設定は必須ですが、黒の設定は任意です。

define hostdependency{
dependent_host_name host_name
dependent_hostgroup_name hostgroup_name
host_name host_name
hostgroup_name hostgroup_name
inherits_parent [0/1]
execution_failure_criteria [o,d,u,p,n]
notification_failure_criteria [o,d,u,p,n]
dependency_period timeperiod_name
    }
定義の実例
define hostdependency{

	host_name			WWW1

	dependent_host_name		DBASE1

	notification_failure_criteria	d,u

	}
定義の説明
dependent_host_name: この設定は依存ホスト<省略名を特定するのに使われます。 複数のホストをコンマ区切りにします。


dependent_hostgroup_name: この設定は、依存hostgroup(s)<省略名を特定するのに使用されます。 複数のホストグループをコンマ区切りにします。 依存ホストグループ名は依存ホスト名の設定の代わり、または追加に使用されるかもしれません。


host_name: この設定はそれに依存している (またはマスターホストとして参照される)ホスト<省略名を特定するために使用されています。 複数のホストをコンマ区切りにします。


hostgroup_name: この設定はそれに依存しているhostgroup(s)< (またはマスターホストとして参照される)省略名を特定するのにおいて使用されています。 複数のホストグループをコンマ区切りにします。 ホストグループ名はホスト名の設定の代わり、または追加に使用されるかもしれません。


inherits_parent: この設定は、ホストの依存関係に依存する依存(また、マスターホストとして参照される)が引き継がれるかどうか を示します。言い換えると、マスターホストが他のホストに依存し、それらの依存のいずれか一つが失敗するならば、 この依存も失敗します。


execution_failure_criteria: この設定は、依存するホストがいつアクティブにチェックしてはいけないかについて決める基準を指定します。 マスターホストがここで指定した失敗状態のうちの1つになった場合、依存するホストはアクティブにチェックされません。 有効なオプションは、以下の1つ以上の組み合わせです(複数のオプションは、コンマで区切ります): o = UP状態で失敗する、d = DOWN状態で失敗する、u = 到達不可状態で失敗する、p = 保留状態で失敗する (例えばホストがまだチェックされていないとき) 。 もし、オプションとしてn (なし)を指定するなら、実行依存は決して失敗せず、依存するホストはいつもアクティブにチェックされる でしょう(他の状態がそれがあるのを許可すれば)。例:このフィールドでu,dを指定するなら、マスターホストがUNREACHABLE かDOWN状態ならば、依存するホストはアクティブにチェックされません。


notification_failure_criteria: この設定はいつ依存するホストの通知がされてはいけないかについて決める基準を定義します。 マスターホストが、ここで指定した失敗状態のうちの1つにあるなら、依存するホストの通知はコンタクトに送られません。 有効なオプションは、以下の1つ以上の組合せです: o = UP状態で失敗する、 d = DOWN状態で失敗する、 u = 到達不可状態で失敗する、p = 保留状態で失敗する(例えばホストがまだチェックされていないとき) 。 もし、オプションとして n (なし)を指定するなら、通知依存は決して失敗しません、また、依存するホストの通知は 常に送られます。例:あなたがこのフィールドで d を指定するなら、マスターホストがDOWN状態であれば、 依存するホストの通知は送られないでしょう。


dependency_period: この設定は依存が有効な 時間帯 のショートネームを指定します。 もしこの設定が指定されない場合、依存はすべての時間で有効であるとみなします。