「サービス定義」の版間の差分

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(相違点なし)

2010年8月11日 (水) 20:46時点における版

サービス定義(Host definitions)
説明

サービス定義は、ホストで走る「サービス」を特定するのに使用されます。 「サービス」という用語は非常に緩く使用されます。 それはホスト(POP、SMTP、HTTPなど)またはホスト(pingへの応答、ログインしているユーザの数、空きのdiskスペースなど) に関連している、測定基準のある他のタイプにおける実際のサービスを意味することが出来ます。サービス定義への異なった議論は以下に概説されています。

定義フォーマット

注意: 赤の設定は必須ですが、黒の設定は任意です。

define service{
host_name host_name
hostgroup_name hostgroup_name
service_description service_description
display_name display_name
servicegroups servicegroup_names
is_volatile [0/1]
check_command command_name
initial_state [o,w,u,c]
max_check_attempts #
check_interval #
retry_interval #
active_checks_enabled [0/1]
passive_checks_enabled [0/1]
check_period timeperiod_name
obsess_over_service [0/1]
check_freshness [0/1]
freshness_threshold #
event_handler command_name
event_handler_enabled [0/1]
low_flap_threshold #
high_flap_threshold #
flap_detection_enabled [0/1]
flap_detection_options [o,w,c,u]
process_perf_data [0/1]
retain_status_information [0/1]
retain_nonstatus_information [0/1]
notification_interval #
first_notification_delay #
notification_period timeperiod_name
notification_options [w,u,c,r,f,s]
notifications_enabled [0/1]
contacts contacts
contact_groups contact_groups
stalking_options [o,w,u,c]
notes note_string
notes_url url
action_url url
icon_image image_file
icon_image_alt alt_string
    }
定義の実例
define service{

	host_name		linux-server

	service_description	check-disk-sda1

	check_command		check-disk!/dev/sda1

	max_check_attempts	5

	check_interval	5

	retry_interval	3

	check_period		24x7

	notification_interval	30

	notification_period	24x7

	notification_options	w,c,r

	contact_groups		linux-admins

	}
定義の説明
host_name: この設定は、サービスが「走っている」または関連している
   ホスト省略名を指定するのに使用されます。複数のホストがコンマによって切り離されるべきです。  
hostgroup_name: この設定は、サービスが「走っている」または関連している
   ホストグループ省略名を指定するのに使用されます。複数のホストがコンマによって切り離されるべきです。
   hostgroup_nameはhost_nameの設定の代わり、または追加に使用されるかもしれません。
  
service_description;: この設定は、スペース、ダッシュおよびコロン
   (セミコロン、アポストロフィ、および引用符は避けられるべきです)
   を含むかもしれないサービスの記述を定義するのに使用されます。 
   サービスが同じホストに関連づけた二つは全く同じ記述を持つことが出来ません。
   サービスは唯一彼らのホスト名サービス記述設定と同一視されています。
   


display_name: この設定は、このサービスのためのウェブインタフェースに表示されるべき別名称
   を定義するのに使用されます。
   もし指定されないなら、これはあなたがサービス記述
   設定に指定する値をデフォルトとします。 注意: ウェブインタフェースの将来のバージョンは
   使用になるでしょうが、現在のCGIはこのオプションは使用しません。  


servicegroups: この設定は、サービスが属している複数のservicegroupsの省略名を特定
   するのにおいて使用されます。
   複数のホストがコンマによって切り離されるべきです。
   この設定はservicegroup
   定義におけるメンバー設定を使用することに代わる手段として
   使用されるかもしれません。  
is_volatile: この設定はサービスが「不安定である」か否かに関係なく、使用されます。
     サービスは通常、不安定では「ありません」。ここで
     不安定なサービスと彼らがどう通常のサービスと異なるか
     に関する詳しい情報を見つけることができます。
     Value: 0 = サービスは不安定ではありません、 1 = サービスは不安定です。  


check_command:

この設定は、サービスの状態をチェックするためにNagiosが実行させるコマンド省略名を指定するのに使用されます。 サービス_チェック_タイムアウト によって、サービスチェック命令が走ることができる最大時間は制御されます。

initial_state: Nagiosはスタートする時、デフォルトで全てのサービスがOK状態にあると仮定するでしょう。
     あなたは、サービスのためにこの設定を使用することによって、初期状態を無視する事ができます。
     正当なオプションは: o = OK, w = WARNING, u 
     = UNKNOWN, and c = CRITICAL.   


max_check_attempts: この設定はNagiosが、OK状態以外の何らか状態に戻るかどうかのサービスチェックコマンド
     再試行する回数を定義するのに使用されます。この値を1に設定する事は、再びサービスチェックを再試行せずに、
     Nagiosにアラートを引き起こさせるでしょう。  


check_interval: この設定は、次の「通常」のサービスのチェックの計画をする前に待つために
     「タイム・ユニット」の数を定義するのに使用されます。
     「通常」のチェックは、サービスがOK状態にある時か、非OK状態にあるが既に再チェックされた
     時に起こるものです。しかし最大限チェック試行の回数、既に再チェックされております。
     あなたが60のデフォルト値から間隔_長さ 
     ディレクティブを変えていないと、この数は分を意味するでしょう。チェックスケジューリング
     ドキュメンテーションでこの値に関する詳しい情報を見つけることができます。  


retry_interval: この設定はサービスの際チェックをスケジュールする前にどれだけ待つかその待ち時間を"time units"で指定します。
     サービスはnon-OKステートに変化した際にこの値の間隔で再チェックをスケジュールします。
     サービスの再試行がステートが変化しないままmax_check_attemptsで設定した回数に達したらcheck_intervalで指定した"通常の"再試行の間隔にもどります。
     interval_length 
     設定をデフォルトの60から変えない限り、この値は1分になります。
     チェックスケジューリング 
     ドキュメンテーションでこの値に関する詳しい情報を見つけることができます。  


active_checks_enabled *: この設定はサービスのアクティブチェックを有効にするかどうかを決定します。
     値:0 = アクティブチェックを無効, 1 = アクティブチェックを有効 (デフォルト)  


passive_checks_enabled *: この設定はサービスのパッシブチェックを有効にするかどうかを決定します。
     値:0 = パッシブホストチェックを無効, 1 = パッシブホストチェックを有効 (デフォルト)   


check_period: この設定はサービスのアクティブチェックが有効な間の 時間帯
     の短い名前を指定します。  


obsess_over_service *: この設定はサービスをocsp_command
     を使って"取り付く"かどうかを指定します。  
     


check_freshness *: この設定はサービスに対してフレッシュネスチェック
     を有効にするかどうかを指定します。値: 0 = フレッシュネスチェックを無効, 1 = フレッシュネスチェックを有効 (デフォルト)  


freshness_threshold: この設定はサービスに対するフレッシュネスしきい値を(秒単位で)指定します。
     この設定を0にすると、Nagiosはフレッシュネスしきい値を自動計算します。   

 |- valign="top"

event_handler: この設定はサービスの状態が変化した時(つまり、停止もしくは復旧した時)かならず実行されるコマンド
ショートネームを設定します。
     イベントをハンドリングするスクリプトの書き方の詳細な説明についてはイベントハンドラ
     ドキュメントを読んでください。
     このイベントハンドラコマンドを最大何度動かすかと言うことについてはevent_handler_timeout 
     オプションで制御します。 


event_handler_enabled *: この設定はこのサービスのイベントハンドラが有効かそうでないか判断するために使用します。
     値:0 = サービスイベントハンドラ 無効、1 = サービスイベントハンドラ 有効   


low_flap_threshold: この設定はサービスに対するフラップ検知の低しきい値を指定します。
     フラップ検知の詳細はここを参照して下さい。
    この設定を0にすると、low_service_flap_threshold 
     設定によりプログラムワイドに指定されます。   


high_flap_threshold: この設定はサービスに対するフラップ検知の高しきい値を指定します。
     フラップ検知の詳細はここを参照して下さい。
     この設定を0にすると、high_service_flap_threshold 
     設定によりプログラムワイドに指定されます。   
     detection.   
flap_detection_enabled *: この設定はサービスに対するフラップ検知を有効にするかどうかを決定します。
     フラップ検知に関する詳細は
     ここにあります。 
     値:0 = パフォーマンスデータ処理を無効にする, 1 = パフォーマンスデータ処理を有効にする   


flap_detection_options: この設定はフラップ検知ロジック
     を使用してサービスの状態をどのようにするかを決定します。
     有効なオプションは次の1つまたは複数の組み合わせです: o = OK states, w = WARNING 
     states, c = CRITICAL states, u = UNKNOWN states.